+裏書庫+
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SLOT 〜at bathroom |
Date: 2003-09-26 (Fri) |
*"SLOT"続き*
「素敵、すごく広いのね..きゃっ、サンジ君?」
先にナミを部屋に通し、ドアを閉めるとサンジはナミを後ろから抱きしめる。
指にショールを絡め、パサリと落す。
「やだ、サンジ君、どしたの今日...変..んっ..」
うなじへの性急な愛撫がナミの言葉に甘さを加える。
「今日のナミさん、すげぇ綺麗で色っぽいからですよ。もぅ..俺後ろにいて何回押し倒したくなってたか知らないでしょう?」
首筋を這う熱い吐息に流されそうになりながらも、
「ん..待って...シャワー、先に..」
「じゃあ、俺も行きますよ。今夜はこれ以上ナミさんと離れてられねぇ」
ちゅ...
サンジの唇がナミの唇を捕らえる。
サンジの舌がナミの舌を探し、絡みつく。
「ん...ふっ...」
サンジはナミの吐息をも封じ込めるかのように深く口付ける。
舌の動きを止めないまま、自らのタイを外し、シャツを脱ぎ捨てる。
細身だがしなやかな筋肉を纏ったその胸にナミを抱き寄せる。
「ばれちまうかな?ナミさん、俺すげぇ緊張してんすよ」
軽口をたたきながらも、サンジの手は休むことなくドレスのホック、そしてファスナーに回っている。
ファサッ...
ごくわずかな衣擦れの音と共にドレスは落下し、半裸のナミが現れる。
ストラップレスのブラと太股を艶かしく彩るガーター。
と突然その場に崩れ落ちるサンジ。
「ど、どうしたのっ、サンジ君」
「・・・・痛くて立てないんですよ....」
ボソリと呟くサンジ。
「痛くて....?」
サンジの意味するところを悟ったとき、ナミの顔には人の悪い笑みが浮かぶ。
―ははぁん、ソッチが立ってるってわけね―
「じゃ、おさまるまでそこにいてね、私は先に入るから」
にこやかな笑みと共にバスルームに消えるナミ。
中からこれ見よがしにサンジの前に、ぱさりぱさりと下着が落ちてくる。
呆然とするサンジ。
とりあえず、ズボンと下着を脱いではみたものの。
―お前、ムチャクチャ臨戦体制じゃねぇか―
・・・しばし沈黙・・・
―待っても無駄だな―
半ば開き直ってバスルームへ侵入するサンジ。
「ナ、ナミさんっっっ、きたねぇ(泣)」
サンジの期待に反してナミは広い湯船の中にいた。
しかも泡風呂。
―さっきより露出減ってるじゃねぇかっ―
「ナミさぁん、出てきてよぉ」
哀願してみるが、やーよぉ、気持ち良いんだもん、とナミは素っ気ない。
「絶対、俺のほうが気持ちいいですって」
実力行使とばかりザブザブと湯船に入るサンジ。
楽しそうに湯船の中を逃げ回るナミ。
サンジは端に両手をついてナミの退路を絶つと無言のままナミの唇を奪う。
泡の所為でより滑らかになったナミの躰。
サンジはナミの両の手首を壁に掴みとめる。
二人の躰が動くたびに、ぴちゃり、ぴちゃりと湯船からお湯が零れる。
それだけの音すらも今は淫猥に響いて・・・
「っん...だめっ...のぼせたみたい..私..」
作戦成功とばかりににっこりして、サンジはナミを抱き上げると湯船を出る。
壁際に椅子を置いて、ナミを座らせる。
壁にもたれて座るナミのを正面から見つめるサンジ。
躰に泡を纏い、バスルームの淡い光に照らされたナミは、女神もかくやという美しさで・・・
―どんな女神だってかなわねぇぜ、このヒトには―
サンジは両手で泡をすくうと、うなじから首元を往復させる。
そして鎖骨からその手を一気に滑らせ、豊かな胸の感触を愉しむ。
包み込むような愛撫を受けるたび、ナミの体はぴくぴくと反応する。
「あぁんっ...そこっ....」
既に硬く尖る乳首を摘ままれ、ナミの口から抑えきれない欲情の声があがる。
「すげぇ、色っぽいぜ。ナミさん..俺、今日あなたのこと誰にも見せたくないって思ってたんですよ...」
囁きかけながらも、その手は止まることなくナミの乳首を刺激し続ける。
「っ..あ、たしは、サンジ君の手を見てたわ...長くて綺麗な手よね...
あ..ん...触れられたらどんな感じかしら..って...」
「・・・で、どんな感じです?」
「う...んっ...溶けちゃいそ..う..」
喘ぎ声の中、何とか言葉を搾り出すナミに不敵な笑いを浮かべるサンジ。
「これから、もっと...どろどろに溶かしてさし上げますよ...」
サンジは片手を胸から離すと、ナミの下腹部を隠している泡をその指に絡め、ヴァギナへと潜り込ませる。
「んぁっ...あぁぁぁぁんっ...」
サンジの指が動くたび、ナミの喘ぎにも負けないほどの水音がバスルームに響く。
くちゅっ..くちゅっ..
ナミの中から滲み出る液体が、サンジの指によって泡と共に掻き出される。
内部の襞を一つ一つ確かめるようにじわじわと動く指。
ナミの躰の奥深くに、小さな火が灯る。
ソレはサンジの指の動きに呼応して、じわじわと広がっていったが・・・
サンジはナミの中から指を引き抜くと、シャワーを捻り、ナミの躰の泡を落す。
「―――?」
いぶかしむナミに、
「下ごしらえはこれで終わり、ナミさん、味見させて...」
サンジはそう言うとナミの太股をつい、と広げ中心に顔を埋める。
濡れて貼りつく淡い恥毛をかきわけ、薄い襞を広げると、ナミの全てが顕わになる。
「――― !!
やっ..いやっ...サンジ君...恥ずかしい...」
わずかに引きつる太股にサンジは優しくキスをおとす。
「・・・恥ずかしくなんて...俺こんなにキレイなの見たことないですよ、マジで」
片手で襞を広げたまま、そっとヴァギナへ口を寄せる。
ナミの言葉とは裏腹に、ひくひくと動き、誘いをかけてくるソコに口付けると
ちゅっ...ちゅっ...
優しく、だがしっかりと吸いつき、染み出る液体を味わう。
「あぁっ...ダ..メェっ...」
一際高まるナミの嬌声。
「ナミさんのココ、すごくキレイで..柔らかい...」
それだけ言うとサンジは再び顔を埋め、ヴァギナへ舌を挿し入れる。
ぐちゅっ...ぐちゅり...
先程より粘度の増した音がサンジの口元から発せられる。
サンジは奥まで挿し入れた舌を引き抜くと、今度は舌先で膣口を舐めなぞる。
するとナミのヴァギナから、ポタリポタリと愛液の雫が零れ落ちる。
「ナミさんのココ、すごくキレイだけど...すげぇ濡れててやらしいよ...」
口元から零れる愛液を片手で拭いながら、サンジはにやりと笑う。
「もう、私...ダメ、サンジ君...」
「もう少しだけ、味わわせて...ナミさん...」
サンジは襞を広げている指を少し上にずらす。
さっきまでは淡いピンク色をして、慎ましやかに息づいていたクリトリス。
今はすっかり赤く熟れて弾けてしまいそうな程になっている。
サンジは鳥の様にその芽を何度もついばむ。
「きゃ、んっ...あぁっ...あぁんっ...」
サンジの唇が触れるたびにナミの躰が大きく跳ねる。
「凄い、敏感なんですね、ココ...気持ちイイ?ナミさん..」
サンジの舌での攻撃にナミの躰の火は炎に変わりつつある。
「んっ....おかしく、なり...そ...」
じゃあ、とサンジは一旦体勢を立て直すとヴァギナに中指を深く挿し入れ、クリトリスに吸いつく。
「あぁぁぁぁっ !! ダメッ..ダメェっ...」
首を振り、身を捩って快感から逃げようとするナミ。
サンジはそんなナミの太股を肘で抑えこみ、動くことを許さない。
ゴポゴポと音を立てつつ大きく指を動かす。
「くっ..うぅんっ..イ、きそうっ..だからっ、もう..離し、て..あぁあっ...」
「イって...ナミさん、イくとこ見せて...」
ぢゅう、という音が出るほどクリトリスを強く吸う。
「っあぁっ...イクっ、サンジ..君っ...イクぅっっっ...」
熱い炎に躰中を焦し、ナミはそこで果てる。
ぐったりとしたナミをサンジは抱きしめると、その耳にささやく。
「すごく、甘かったぜ..ナミさん..」
シャワーの音と、お湯のあたる感覚にナミは目を開ける。
しばし、呆然とした後、サンジの胸にもたれかかっていることに気づく。
サンジの手が優しくナミの躰を流してやっている。
「酷い、サンジ君」
気がついた?と目尻を下げるサンジの耳を引っ張るナミ。
「ててててて、何で?良くなかった?ナミさん?」
余裕の表情で聞きかえすサンジに、ナミは真っ赤になって抗議する。
「良すぎるのよっ !! もうっ、私ばっかり一人で...」
そこまで一気に言って、ナミは思わず俯く。
―可愛いvv ナミさんvvv ―
拗ねるナミの頬にサンジは軽くキスをする。
「まぁまぁ、俺もナミさんの躰、堪能させてもらいましたし、それに...」
ナミの耳に口を寄せる。
「まだまだ、夜は長いですよ。お楽しみはこれからということで...
ね、女神様...」
ウィンクしつつ、サンジはバスタオルを広げた。
続
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